長崎電気軌道 路面電車まつり
路面電車まつり
11月10日、長崎電軌軌道では第14回路面電車まつりが行われました。
今回はその浦上車庫会場を訪れたので、その写真などを載せていきます。
(画像多めなので、重いかもしれません)
明治時代の生き証人・160形電車
鉄道の日
先週の日曜日は、「鉄道の日」でした。1872年10月14日、新橋と横浜の間で、日本で初めて列車が走りました。現在では、その日を記念して「鉄道の日」としています。
日本で最初に列車が走ったのは新橋~横浜、これはよく知られていますが、実は日本で初めてレールの上を機関車が走った場所は、本州の西の果て、長崎なのです。
これは、新橋~横浜が最初ではなかったというのではありません。「営業」運転の最初が新橋~横浜だったというわけです。鉄道の営業運転が始まる前に、トーマス・グラバーが1856年に長崎の大浦で蒸気機関車を走らせています。現在でも、大浦には「鉄道発祥の地」という記念碑が建っています。
オーストラリア・シドニーのシティレール
夏休みに、高校の語学研修でシドニーを訪れました。
シドニー中心部と郊外に路線を持つシティレールという鉄道に乗る機会があったので、その時撮った写真を上げていきます。
シティレールには、Cirqular Quay(サーキュラーキー)駅~City Hall(シティホール)駅の2区間で乗車しました。
続きを読む路面電車はどうやってポイントを切り替えるのか?
器用に曲がっていく小ぶりな電車
日本の各地を走っている路面電車。その運行形態は地域に密着したもので、路面電車が走っている都市では街中を走る電車の姿は見慣れたものですが、ふだん路面電車の走っていない地域から訪れた人たちは、ひとつ目で前後ドアのクラシカルな電車から、地面すれすれを走る超低床の最新型LRVまでの多彩な電車や駅間の短さ、電車なのにバスのような運行をすることなどに新鮮な感じを受けるでしょう。
▲長崎の路面電車、現役最古参の201形と最新鋭5000形のすれ違い。
そして、物珍しい目つきで路面電車を観察している鉄道ファンの方は、交差点の急カーブを、フランジを軋ませながら曲がっていく電車を見ていて、気になることが出てくるかもしれません。それは、「ポイントをどうやって切り替えているのだろう?」ということです。
「ポイント」というのは線路が2手かそれ以上に分かれている部分、つまりレールの分岐点を指します。
現在、JRや私鉄など、日本の鉄道線路においてはポイントの切り替えは集中制御であることがほとんどです。列車の行き先などに応じて自動でポイントが操作されます。
しかし路面電車のポイントはそのような自動での切り替えは行っていません。現場で、運転士さんがポイントを操作しているのです。
その方法を、地元長崎を走る路面電車を例にとって書いていこうと思います。