群馬県板倉町 スヌーピーJ号一般公開イベント

17日土曜日に、群馬県板倉町で行われた、メットライフ生命の飛行船「スヌーピーJ号」の一般公開イベントへ行ってきました。


イベントは午前と午後の2回行われ、そのどちらにも参加しました。

板倉東洋大前駅

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今回のイベント会場の最寄りは、東武日光線板倉東洋大前駅
イベント開始時刻の10時前に到着するためには、早朝の電車に乗らなければなりませんでした。6時発の電車に乗って、まずは東武スカイツリーライン北千住駅を目指します。

北千住からは快速電車に乗りかえます。(画像は4月に堀切駅で撮影したもの)
日光行きの快速は行楽客で混雑しており、座ることはできませんでしたが、春日部駅で始発の臨時快速に乗り換えられるとの案内。
ホームに止まっている列車は空席があったので、乗り換えることにしました。


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偶然ながらも臨時列車にのることができ、春日部から板倉まではゆったりと座っていくことができました。9時20分ごろ、板倉東洋大前駅に到着。

午前の部

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会場に着くとすでに人が集まり始めていました。なにやらゴンドラに列ができている様子。ゴンドラ内部のコックピットの見学ができるようです。その列に並んで、写真を撮影させていただきました。
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機体のまわりをぐるり。

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コックピットの後方からは舵を動かすためのワイヤーが伸びています。


係留されている飛行船は、地面に固定されたマストによって鼻先だけが固定されているので、風が吹くと機体はマストを中心に円を描いて回っていきます。そのため、ギアは横向きにされているようです。
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その後、パイロットの皆さんのトークショーがあり…
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午前の部最後のイベント、人文字の説明がはじまりました。
来場者がパネルを持って文字を作り、会場上空の飛行船から写真を撮影するというものです。


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飛行船が離陸の準備を始めました。しばらくのあいだ、重量バランスの調整を行っていたようです。
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風の向きに合わせて機体を動かし、離陸。フルパワーで上昇していきました。
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飛行船はいつもゆったり飛んでいるイメージがありますが、予想以上にキビキビとした動きで飛んでいきます。

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文字の形に列を作っていきます。そのあいだも飛行船は上空を旋回。
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頭上を通過するときにはクルーが手を振ってくれました。

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撮影に専念する人も。自分もその一人でしたが、来場者が少ないため、撮影の人もぜひ人文字に加勢して欲しいとのこと。朝は小雨が降っていたこともあって、来場者が少なかったようです。
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地上クルーやイベントスタッフも加わって文字を作りました


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いざ撮影!という時になると、ちらりと青空がのぞきました。おかげで、日が当たった状態で撮影ができたようです。


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参加賞のぬいぐるみをもらいました。



その写真がこちら。

撮影終了後、飛行船が着陸態勢に。
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高度を下げて会場に戻ってきました。着陸地点では、地上クルーが待機しています。
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飛行船の先についているロープをキャッチして、飛行船を減速させます。
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そのまま移動させて、マストに固定します。



午前の部はこれで終了。一度会場をはなれて、駅の近くで昼食をとりました。


午後になると日が差し、青空が戻ってきました。
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午後の部の開始時刻に会場へ戻ると、飛行船はすでに離陸していました。

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雲があると、さまざまな表情の飛行船を撮影することができます。
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午前は人文字が最後のイベントでしたが、午後の部では人文字の撮影を最初に行いました。


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参加賞が増えました。

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ふたたびパイロットトーク。午前の部では途中からしか聞けなかったので、午後は初めからトークを聞いていました。
パイロットによれば、この飛行船はブリンプA60型という飛行船だということです。
トイレは装備されていないので、携帯トイレを持って上がるんだとか。
さらに、この飛行船は有視界飛行(VFR)に限らず計器飛行(AFR)も行うことができ、ILSの電波に乗って飛ぶこともできる(!)そうです。


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会場にはスヌーピーも来ていました(ずいぶん背が高いですが)。
隣にいるのは、いたくらんという板倉町ご当地キャラだとか。


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午後の部が終わる頃には、天候はすっかり回復していました。

聞いた話によると、パイロットはスカイツリー浅草寺の周辺が好きなので、浅草周辺を好んでよく飛ぶそうです。ツイッターでの目撃情報がスカイツリー周辺に多いのもきっとそのためでしょう。
夜のフライトは残念ながら少なめだということですが、夜間はバルーンがライトアップされるので、ぜひとも夜間のフライトをしていただきたいものです。
12月頃まで関東を飛ぶそうなので、都内でまだまだ見かける機会はありそうです。