田園都市線 宮前平駅撮影
関東圏を走るさまざまな鉄道路線は、大きく変化を続けています。
新規路線の開通や、新たな直通運転を開始も大きなニュースですが、現在さまざまな路線で次々に線路の高架化や地下化、また複々線化が進められています。
もう一つの大きな流れとして、ホームドアの設置が挙げられます。ホームドアは、駅ホームからの転落を防ぐ役割があり、数々の路線で設置が進められています。
東急田園都市線にもホームドアの設置が予定されており、東急HPにも設置についての情報が記載されました。
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2320
このページに載せられているイメージ画像によると、ホームドアは車両からやや離して設置されるようです。
今回は、ホームドアが最初に設置されることとなる、宮前平駅で撮影を行いました。
下りホーム
中央林間(下り)方面の電車で宮前平駅ホームに降り立つと、まず緑色のシートが目に入りました。点字ブロックの内側に、一列になっています。
シートの表面がデコボコしていることから、おそらくホームドア設置後に、これが新たに点字ブロックとして使われるのだろうと思います。
ホームドアは、現在使われている点字ブロックのすこし内側あたりに設置されるのでしょう。
上りホーム
続いて渋谷(上り)方面ホーム、こちらはグレーのカバーもあります。ホームドアの固定された部分になるのだろうと思います。
東急5000系は、中間車に6ドア車を3両連結していますが、6ドアの位置にも4ドアのホームドアが設置されます。車両とホームドアを離すことによって、ドア数が違っていても乗降ができるようになっているとのことです。
列車撮影
ホームドアが設置されるとホームからの列車の撮影が難しくなってしまうことが予想されます。今回は列車の撮影も行いました。
上りホーム中程より、下り列車を撮影。
同じく下りホームから、今度は上り列車の撮影。途中で5両の回送が来ました。10両を撮る感覚に慣れていると、画面内でのバランスが撮りづらいですね。
並びも撮影。
停車位置の変更
また、ホームドアの設置工事に伴い、27日からは列車の停車位置が5メートルほど渋谷よりに変更されるそうです。
27日初電からという案内なので、26日の終電後に乗車位置目標や列車の停止位置目標などを一斉に動かすのでしょう。
そのためか、5両編成の案内も仮設のように見えました。
現在東急5000系に連結されている6ドア車両は、順次4ドアのものに置き換えられるそうです。
今後、田園都市線も変化を続けていくことでしょう。